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週末、近くの公園まで歩くことにしています。湧き水が窪地に池を作り、池の周りを木々が囲んでいる場所があり、ここを一周して帰ってきます。小一時間歩いて自宅に戻る頃、心地よい疲労と一服の清涼感を覚えます。

途中、たまに豆腐屋さんによって、木綿豆腐屋や油揚げを買って帰ります。その時、おじさんかおばさんとちょっとした会話をするのが常ですが、何となく豊かな気分になります。言葉を交わすことで、物を買うという行為が人と人を繋ぐふれあいに転化されるように感じます。こうした時間を積み重ねていくことをスローライフと呼ぶのではないかと、私は思っています。

今日は、おからを買いました。帰って風呂に入り、早速作ってみました。初めての挑戦でしたがまずまずの出来で、自分で言うのも何ですが、美味しくいただきました。

おから

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今日は、午後から雨。

家で李白の詩を読みながら、近所のおじさん手作りの美味しい豆腐をあてに、静かに酒を飲みました。

山中與幽人對酌與 山中にて幽人と対酌して

両人對酌山花開  両人 対酌すれば山花開く
一杯一杯又一杯  一杯一杯又一杯  
我醉欲眠君且去  我は酔うて眠らんと欲す 君は且く去れ
明朝有意抱琴來  明朝 意有らば 琴を抱いて来たれ

友と飲みながら、「自分は酔ったから寝る。よかったら、明日また来い。」なんて言えるのは山水の美を解する幽人だからでしょうが、酒を愛する人間としては何とも愉快に感じます。こんなことを言ったらどう思うか、などと他人の思惑を気にしてばかりいては心と心の会話は永遠にできないと思います。本音とは、無礼と紙一重のものかもしれません。その紙一重を保てるかどうかは、話者の誠実と聞き手の無心に懸かっていると思います。

豆腐・徳利