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太宰がどこかで「Cultureとは耕すことだ」と書いていたように記憶しています。

私たちの日々の営みは、瑣事に渡り、時間を経て一つの生活様式として定着していきます。
耕そうと耕すまいと。
但し、耕さなければ確実に文化‐私たちの精神生活‐は荒廃します。

コーヴ“The Cove”の上映や大学での討論会が中止となる状況を見ていると、排除による集団防御が文化として根付き始めているように感じます。

事実を消去することは、できません。
豊かな社会の源泉がその多様性にあるとすれば、時に相反する、あるいは受入れ難い事柄に関して、批判を受け批判をし、的確に自分たちの社会の中に位置付けていく技術を育成(cultivate)していくことが必要だと思います。

よいか悪いか、先ずは見てみなければ始まらない。

排除による集団防御を、日本の文化的伝統にしてはいけないと強く思います。

山形からさくらんぼが届き、昨日、恩師と友人といただきました。
今日は、家族と一緒にいただきます。
さくらんぼ_20100627 3
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久しぶりに“The hours(めぐり合う時間たち)”を見ました。

バージニア・ウルフの小説“ミセス・ダロウェイ”を基に、ダロウェイと呼ばれる女性、ウルフ、そしてウルフの読者でもあるダロウェイの恋人の母の3人の精神世界が、時間の流れの中で受継がれ、甦り、あるいは時間を超えて交錯する、昔飛行機の中で泣きながら何度も見た、強く印象に残っている映画です。一時期、主演のメリル・ストリープの台詞でこの映画の基本トーン“False comfort”が、頭から離れなかったことを記憶しています。

彼女は“You are always giving a party to cover the silence“と恋人に形容されます。”君は自分と向き合い、自他を充実させる努力をせず、世間にへつらい、軽薄な社交で時間を潰し、人生を空しく過ごしているね“程の意味でしょうか。そして、作家として栄誉ある賞を受賞した彼は、自分は何も出来なかったと言って自から命を絶ちます。

生まれて死ぬ、という長くもあり、短くもある一定の「時間」を背負わなくてはならない人間が、持続しえない刹那の幸福に翻弄されたり、どうしてもその刹那を感じられなかったりするために、日々を空しくしてしまう、あるいは苦悶の日々を送ってしまう。そうだよなと久しく思っていました。

最近は、こう考えています。刹那は刹那として楽しみ、あるいは苦しめ。美醜、好悪すべてあるがままに受け入れ、静かに今を充実させよと、と。

フランスパンを水につけ一口大にちぎってチーズ、玉ねぎ、トマト、きゅうり
ピーマンとサラダにし、酢とオリーブオイルのドレッシングでいただきました
フランスパンとチーズ・玉ねぎ・トマト・きゅうり・ピーマンのサラダ_20100620
ワールドカップが、始まりました。
寝不足の毎日、です。

開幕戦の南アフリカvsメキシコ、アルゼンチンvsナイジェリア、イングランドvsアメリカの3試合を見ました。

組織力に勝るメキシコが序盤ゲームを支配しますが、決定機を逃しているうちに次第に南アフリカに流れが傾いていきます。そこで生まれたのが、チャバララのシュート。飛び出すスピード、ポストのほんの内側に吸い込まれていく美しいシュート。素晴らしい大会第一号の得点シーンでした。

そして、その直後のダンス。チャバララが仲間を呼んで喜びのパフォーマンス。楽しかった。

アルゼンチンvsナイジェリア。テベス、ミリート、イグアインと強力な攻撃陣を持ちながら、メッシに過度に頼って何もできないアルゼンチンと個々の能力に優れていながら組織を作れなかったナイジェリア。

解説者のコメントが、面白かった。ベロンはメッシしか見ていない。

キーパーのミスで失点した直後、キックオフから高い集中力で一気に攻め込み、シュートを放つイングランドのイレブン。飛びぬけた能力を持ちながら、ボールを持たないところで貢献し、チームプレーを行うルーニー。そのイングランドを、サイドのマッチアップで劣り攻撃の起点を作られていると見ると直ちに選手交代する、高いマネジメント能力で率いるカペッロ。

90分には、得点シーンだけでは分からない、様々なメッセージ、ドラマが詰まっています。

解説の三浦さんがイングランドの失点直後のプレーを見て、日本人にはこのメンタリティーが無い。失点すると暫く気力が萎えてしまう。海外の指導者が皆指摘することだが、どうしたらこのメンタリティーを醸成できるのかと言っていました。

集団の中に自分を消すことをチームワークと考えることと、強い個性を集団の中にポジショニングしていくことを考えることの違いなのか、と観戦後外に出て自転車をこぎながら思いました。

ローフードのケーキをいただきました。とても美味しかったです。
いずぴーさん、ありがとう。
ローフードケーキ_20100613 8
毎日新聞の世論調査によると、「菅首相に期待する」は63%だそうです。

牛や豚、沖縄や基地の問題を放っておいて、首相を変えて組閣する。
鳩山さんがどうの、小沢さんがどうの。
そんなこと、元々、分り切っていたことではありませんか。
皆、同罪でしょう。

天候不順で、米の作柄が心配されます。
秋以降、深刻な食料不足となるかもしれません。

先生方の内輪揉めに、呑気に付き合っている場合ではありません。

お上に頼るのは、止めませんか。

身近なネットワークを幾重にも繋ぎ、私たち自身で自分たちの生活を具体的に組み立てていく時代が来ているように思います。

昔一度挑戦し、子どもにとても評判がよかったクリームコロッケを作りま
した。残念なことに「腕が落ちたね」と今度は寂しい結果に終わりましたが
残りのカニの手足で味噌汁を作ったところ、こちらは「美味しいよ」と好評。
カニの味噌汁_20100606 1