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今日は一日、ソフトボールの試合を見ていました。

この炎天下、一日4試合をこなす選手たちの若さとそのパワーに、圧倒されました。立っているだけで、脚はパンパン。ころがってきたボールを拾うのもやっと。肩が上がらず、投げられやしない。歳は、取りたくないものです。

と雑念一杯の曇った眼で見ていると、詰まらないことが気に掛り、心に中で選手をやたらと批判していました。

ところが、同じ選手を異なった状況下で、あまり時間を置かずに続けて見ていると、コイツは何も考えてないなと決めつけていた選手が実はそうではないということが、分かってきたりします。選手たちは、試合中には出来なかったことを試合後に確認、修正し、一試合毎に成長していたようです。

ワンプレーを切り取って、勝手な解釈を論じるのは個人の自由ですが、見方によってはとても危険なことだと改めて思いました。

物事を無心に様々なアングルから眺め、透明に評価することができたなら、どんなに良いことだろうと思います。

山形の丸なす。ちょっと濃い目の塩味が、食欲をそそります。
冷酒で一献。疲れが体の内から、ゆっくりと溶けていきます。
山形の丸なす_20100725 4
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The Coveを見ました。

映画館はいつもと変わりなく、上映前の喧騒が嘘のようでした。日本人は夢遊病者なんじゃないか、と思いました。ふっと湧いたように騒ぎ、時間がくるとまた別のお祭りに行ってしまう。信念を持ち、心に描いた未来を実現するために、持続的に長い時間を闘い抜くことができない、否、する必要を隠してしまう。それが、日本人の「知恵」なのか。

The Coveの根底にある、個人が信念のために闘う、という生き方の問題をこの国でどれだけ正面から受け止められるのか、まずはそこに、越え難い、大きな文化的な差異があるように感じました。

さて映画ですが、全体的なトーンとして、日本や日本人をやや見下している感じがしました。ジャンルとしてはドキュメンタリーなのでしょうが、優越感をくすぐるという意味で、西欧人向けのエンターテーメント的側面があるように思います。

メッセージは断片的で、私が日本人だからか、何を訴えようとしているのかよく分かりませんでした。西欧人にとって友であるイルカを殺すことは残虐な行為だから止めろと言っているのか、SeaWorld (http://www.seaworld.com/)に代表されるショービジネスに奴隷として連れていかれないようイルカ漁を止めろと言っているのか、高度の水銀汚染のため食べると水俣病の二の舞になるから放っておくなと言っているのか、日本人は何も出来ないから世界よ立ち上がれと言っているのか、自殺(イルカは呼吸しようと意識して呼吸しているので、自分で呼吸を止めることができるそうです)したり、胃潰瘍に苦しむから人間のエゴでイルカを飼ってはいけないと言っているのか。

とは言え、隠し撮りというスリルと血の海の映像によって、多くの人々に強く印象を残すことに成功しています(隠し撮りについては、本当かどうか疑問ですが)。

そして、多くの人に事実を伝えました。

1頭15万ドルで、イルカが取引されていること。23万頭が毎年殺され、多くが食用肉として売られていることを私は知りませんでした。また、高度に汚染されたイルカの肉が、学校給食に供され(ている)ようとしていることもこの映画を見て知りました。

嫌いな事を勉強しよう、と言った人がいます。見たくないものを見、聞きたくないことを聞く意識、その努力こそが未来を創ると私は信じています。

目を閉じては、いけません。

息子の作ったケーキ。大出費をしたと嘆いた力作です。
行人手作ケーキ 7
サッカー・ワールドカップ。世界を狂喜させ、また落胆させた1ヶ月は、スペインが優勝し幕を閉じました。

サッカーは楽しい。何も考えず、最高水準の試合を楽しめばよいと思うのですが、国という単位で遂行される4年毎のプロジェクトは、様々なことを語りかけてきます。

私が受けたメッセージは、2つあります。

一つは、明確なコンセプトが機能する組織を生み出すということ。そこでは個人と組織は二律ではなく、有機的に絡み合った二つの側面に過ぎない。スペイン、オランダ、ドイツ、ウルグアイ。勝ち残ったチームには、コンセプトと目的を共有することで常に自分たちをコントロールし、耐えるべきを耐え、難しい局面を打開していく力が備わっていたように思います。

もう一つ、世界は変わるということ。リネカーが「サッカーというゲームは、何故かドイツ人が最後に勝つものなんだ」と述べたように、フィジカルの強さとゲルマン魂で闘ってきた民族主義的志向の強いドイツが、イスラムやアフリカをその内に取り込むことで、硬軟使い分ける素晴らしい試合で世界を魅了するチームを作ったことは衝撃的でした。多様性を創造する力の源泉とした新生ドイツの出現は、私たちのあるべき未来を示唆しているように思います。

いつか、国対抗のマッチアップはなくなるかも知れません。

マーボー豆腐に挑戦しました。
見かけは今一ですが、味はなかなかのものです。
マーボー豆腐_20100711 3
サッカーワールドカップ、ブラジルとオランダの試合を見ました。

大会前の評判通り、誰しもが世界最強と認めていたブラジルが敗れ、守備と秩序を徹底した新生CORAZON(ブラジルチームの愛称)というドゥンガのプロジェクトは、結果を残すことができませんでした。

ブラジルとオランダの試合は、現代サッカーの全てが凝縮された世界最高レベルの闘いだったと思います。最高の技術と技術がぶつかり合う中で、相手の精神力を消耗させる駆け引きが随所にあり、あらゆる局面で個々人が、そしてチームとして自分たちを最後までコントロールした者が勝者となりました。チーム力に勝り先制したブラジルが、形の作れなかったオランダに追いつかれ、そのワンプレーでブラジルは自制心を失い、敗れてしまいました。

オランダは久しく内紛が続き、強い個性を組織として生かすことが出来ずにいましたが、今オランダは強いチームとして勝ち残っています。

局面を変える強い個と献身が求められるチームとの二律を、如何に勝利に向けて収斂させるか。90分の中に、現実解があります。

我が家の餃子は水餃子。日曜日、家族4人分、100個作りました。
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