FC2ブログ
先週11月24日、新卒で入った会社が廃業してから13年経ちました。

毎年11月に同期で集まり、近況を語り合います。私は出たり出なかったりですが、一つのカルチャーを共有した者の絆は実際的な仕事や生活のネットワークであり、また心の支えでもあります。

東京駅をうろうろしていたら一年後輩に出会い「今年は13回忌なので、初めて同期会を行いました。100人以上集まりました」と聞き、ああ13回忌ね。亡くなったものが生きている者を繋ぐんだ、と小声で呟きました。

郷愁を誘う、縋るものとしての集団ではなく、明日を生む力となるネットワークとして機能するよう動かしたいと思っています。

大伯父・伯母に頂いた里芋で野菜汁を作りました
大伯母がいろんな野菜を一緒に煮ると美味しいと
言っていたので、ある野菜を兎に角入れました。
里芋_20101128 4
スポンサーサイト



尖閣映像をネットで流した海上保安官の逮捕が、見送られました。

中国との領土、外交問題に国民の関心が高まる中、「映像を見れば、悪いのが中国だと良く分かる」「よくやった」と保安官を支持する向きも少なくないようです。

問題の本質は、2つあるように思います。

1つは、所属する組織の情報を、組織人として勝手に部外者に開示することの是非。
もう1つは、ナショナリズムという観点からどう評価するか。

前者において、保安官は正しく思考し、行動したと言う人は、まずいないと思います。ルールを破った者は、相応の処置を受ける。極めてシンプルな話だと思われます。

後者は、難題かもしれません。決め事を犯し、自らが犠牲になることで、実現すべきことはあるでしょう。しかし、もし、この映像が、中国船に日本の巡視船が突っ込んでいったものだとしたら、どうでしょう。そして例えば、情報流出の目的が、事実を明らかにするためであったとしたら。個別事例の利害損得で物事を考えるべきでなく、広い視野と長期のビジョンに基づいて、公平を旨とし信頼を築くことこそが国益に適うと信じる故に暴露したと被疑者が告白したら、展開は当然ながら全く異なるでしょう。

世論(私たちは国内世論に敏感ですが、国際世論にはそうでないような気がします)という価値が混入すると、物事が見え難くなります。

私たちは、今、国民総体として理性を持ち、様々な事態に適切に対処できるのかどうか、試されているように思います。

銀杏です。司馬遼太郎原作のTVドラマ「坂の上
の雲」を見ていたら、松山中学時代の秋山真之
が銀杏を食べているシーンがあり、無性に食べ
たくなったので。銀杏炒るのも日本の文化だな
と思いつつ、兎に角、炒ってみました。
銀杏_20101123 5
生まれて初めて、パンを作りました。

天然酵母に強力粉を入れ、水を加えて混ぜ合わせます。しっとり耳たぶより固めになったところで止め、2倍になるまで発酵させます。12時間程、掛りました。夏だと短くて済むようです。2倍になったら適当に切り分け、形を整えて、更に2倍にします。そして、200°のオーブンで20分程焼きます。


夜形成し、朝4時に起きて焼き上げた私の処女作です。
初めてのパン作り_20101109 4



焼きたてのパンで、朝食。何か楽しい、いつもと違う。
初めてのパン朝食_20101109


心豊かな、しかし仕事中は眠い一日でした。

因みに、子供の評価は「酸味がする。表面が固い。修行が足りない」でした。
今後は、週一で、心豊かで眠くなるパン作りに励もうかと思っています。
日本を取り巻く政治状況が、大きく動いています。

TPP、尖閣、北方領土。いずれも世界の潮流から取り残された日本を再確認させられた事件です。

尖閣の問題はビデオの公開が遅れたため別の事件に発展していますが、そもそも領土問題なので、お互いの主張は平行線です。前提が異なるため、当然議論は咬み合いません。中国からすれば、日本の海保の船舶がうろうろしているのは領土侵犯となります。所有を争うなら、何よりも私たちには市場を失う覚悟が必要です。

北方領土は、ちょっと違うかもしれません。領土を云々する前に、人、生活、経済を地理的に不可分のものとすることが、先決のような気がします。

TPP。加入の必要性はよく分かりませんが、今後の世界はFTAを前提条件としてブロック化するか全世界的な連合を組成するかの二択となるでしょうから、私たちの生活は激変する可能性があります。自助努力による構造変革を戦略的に行えなかった私たちが、溜まりに溜まったつけを払う時が来たように思います。

お土産に頂いた里芋蒸かしました。塩味でさっぱりと。
大伯父と大伯母の顔を思い浮かべながら、一献また一献。
磯部の里芋_201011107 7
31日(日)に祖父の生家を40年ぶりで尋ね、先祖の墓参りをしました。

大伯母手作りのおはぎがとても美味しくて、無遠慮にも、勧められるがまま5つもいただいてしまいました。大伯父には甘さが足りなかった様子で、うまくないと言っていました。

その大伯父は、出来合いのあんこを食べると胸焼けがするそうです。添加物のせいかな、という気がします。日持ちのする商品として売られているのを買って食べることに慣れた胃には何でもないことが、手作りに馴染んだ胃には受け入れ難いようです。小豆を自宅で時間を掛けて煮てあんこにし、もち米に絡めて食す。昔はどこの家庭でも、当たり前のこととして行われていたのですが。

大伯母が、不図「時代に負けた」という言葉を口にし、そして、今は「きれいな生活」ができる、と続けました。前の言葉を打ち消すように言ったのですが、私には同じことを別々の言葉で表現しているように聞こえました。年に2日程度しか使わないが高価な農器具や種、農薬、肥料に金が掛り、後継者もいないので、農業は止めると大伯父が言ったことを大伯母自身の言葉で言い直しているようにも感じました。

泥にまみれ、汚れながらも不必要なお金を使わず生活ができた時代は過去のものとなり、都市だけでなく農村でも「きれいな生活」を送るために、必要以上の負荷が、胃にも仕事にも、そして日々の生活に重くのしかかって来ているように思います。

農作業僕がやろうかと言ったところ、一笑に付されてしまいました。

とても素敵な一日でした。

お土産のかぶを少々厚めに切って、一塩でいただきました。
鮮度のせいだと思いますが、めちゃくちゃ美味しかったです。
磯部のかぶ_20101103 3