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23日、日曜日。オギノエン・ファームは大勢の子供で賑わいました。

お餅つき、です。

9臼、陸稲を一臼2升。杵を持ったことのない男たちはヘロヘロになりながらも、子供たちの元気を分けて貰い、ベテランの返し手に導かれながら、3時間の長丁場を無事終えることが出来ました。

                         こんなにたくさんのお餅、作りました
                                お餅

行列作って順番待ち。子供たちも頑張りました。みんな楽しそうでしょう
餅つき 餅つき_つけつけ 餅つき_男の子2
餅つき_家族 餅つき_アイちゃん2 餅つき_親子   
からみ、あんこ、みたらし、きなこ、花豆、ずんだ、納豆、大福そして抹茶と蓬を練りこんだお餅2種
つきたてのお餅を、みんなでワイワイと。美味しかった
食卓_女の子 食卓_みんな 食卓_家族   

喧騒を離れ、我が道を行く子もいます。いいね
餅つきしない子

日本の伝統を楽しみながら、無垢な心と触れ合った一日。
陽だまりの中、時間が豊かに流れていました。
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昨日は、お呼ばれ。農作業をお休みしました。

今年、檜原村の音楽コンサートでご一緒したカジさん、ファンさんご夫妻と愛娘アイちゃん(4月のブログ“さとやま音楽交流会@檜原村”/9月のブログ“人の輪‐コミュニティの未来像”参照)のお宅に伺い、ご一家のお友達数人と、とびきり美味しい餃子とカレーをご馳走になりました。

食卓が、中国とバングラディッシュへの旅に皆を誘います。

ファンさんの餃子
餃子2
カジさんのビリヤニ
ビリヤニ7  
茄子と海老のカレー、牛筋と豆のカレーにバングラ・コロッケ
茄子と海老のカレー バングラ・コロッケ4 
あまりに美味しいために食べ過ぎて、デザートのアイスクリームが食べられませんでした。

食後は部屋で、笑えて泣かせるインド映画を見て、その後外に出て暗がりの中、アイちゃんの独創的なルールで行うサッカーを楽しみました。

カジさん、ファンさん、ご馳走様でした。
アイちゃん、素敵な休日をありがとう。
月曜日、落ち葉掃きと大豆の天日干しをしました。

落ち葉を熊手で集め、背負い籠に入れ、運ぶ。単純で誰でもできる作業ですが、とんでもなくきつい重労働でした。掃き集めた落ち葉を籠に入れ、これを足で踏み固めることを数度繰り返し、籠いっぱいになると20mほど歩いて保管場所に移すことを2時間行っただけなのですが、情けないことに今日まで疲れが抜けませんでした。
落ち葉 踏み固める3 
籠が、背負えないのです。ビール瓶のケースを置き段差を作り、その上に籠を載せ、籠に潜るようにして腰の辺りに籠を当て、ゆっくりとしかし渾身の力を込めて上半身全体を地面の方向に移動させながら背負い、足腰を踏ん張って立ち上がります。運ぶ際は、かなり腰を折り前屈みになって歩きます。手を軽く前に伸ばさないとバランスが取れない感じで、都会人の足はふらついていました。籠を降ろす際も、静かにビール瓶のケースに置き、その後腕を背負い紐から一つずつ外しました。

籠一杯分の落ち葉。籠を逆さにしただけでは落ちないので、手で掻きだしました。
落ち葉一籠分
落ち葉は堆肥にもしますが、山羊の餌にもなるそうです。

収穫した大豆は水分を含んでいるため、貯蔵する前に天日で干して乾燥させます。こうした手間が、食べ物を更に美味しくするのですね。切干大根も一緒に作っていました。
大豆の天日干し 切干大根 

陽が落ちた後、タヌキが大豆を食べようと農園に来ていました。
みんな、美味しいものには目が無いようです。
収穫した里芋を、土の中に保存する作業をしました。

穴を掘り、収穫した里芋を入れ、その上に藁を敷き、土を被せます。穴は、深さ90cm。“剣スコ”と呼ばれる先の尖ったスコップで、スコップの幅3つ分をその高さずつ、30cm、60cm、90cmと3回に分けて掘っていきます。穴が出来たら、畑から軽トラで運んできた里芋を底に押し付けるように置き、重ねていきます。入れ終わったら、上に藁を敷き、その上に鋤を使って、掘った土を被せます。
里芋on軽トラ  
軽トラから里芋を降ろし、穴に入れます
穴の中  
穴が里芋で一杯になったら、里芋の上に藁を敷き、土を被せます
穴 藁を敷く 土を被せる   
貯蔵専用の建物を建て、電気を使い、温度と湿度を計器によって管理しなくても、スコップと鋤と藁で、食べ物を保存していくことが出来ます。体を動かすことを厭わなければ。

人は道具を得て、生活を豊かにしました。工学によって生産性が飛躍的に高められた今、道具を用いて労働することは何か非効率な、時間を無駄にしているように見えます。

しかしながら、地下資源のエネルギー転換に支えられた生産と消費には、翳りがあることも事実でしょう。

農家で体を動かし汗を流していると、幾ら稼いでいるか、とか、何を持っているかを気にかけてばかりいる日常からは見えてこない地平が、見えてくるような気がします。

23日に、オギノエン・ファームで餅つきが行われます。
子供のころ、暮れに餅をつくのが楽しみでしたが、久しく餅つきをしていません。待ち遠しいなあ。
         12月ご案内
         コラム「農家の暮らしと餅つき」