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雨の日曜日。オギノエン・ファームに、たくさんの子供たちがやって来ました。

羊の毛刈のワークショップです。屋外で春の日差しを浴びながら行う予定でしたが、生憎の雨。急遽、羊小屋で行うことになりました。

楽しむ子供、怖がる子供、挑戦する人、しり込みする人、ただ見ている人。参加者それぞれ様々な経験をした、羊の毛刈でした。
羊の毛刈り_ライティング 僕も刈ってるよ 2
刈り終わった子羊と 羊の毛刈り_おなか 
インストラクターは、荻野さんとお嬢さんの小百合さん。鮮やかな手際。羊の毛刈専用(?)のブルーのパーカーが、とってもおしゃれ。

今日は羊の日ということで、お昼ご飯のメインはシェパーズ・パイです。英国在住の荻野さんのお姉さん直伝の正統派レシピで、小百合さんが前日夜下拵えしたものを、荻野さん手作りの石釜で、焼き上げる。美味しかった。
シェパーズパイ 食事 2 食事_野郎ども

午後は雨が止み、竹林でたけのこ堀をしました。
たけのこ堀り 親子でたけのこ堀り 
それぞれの収穫。小さかったり、大きかったり。
ぼくちん たけのこ掘ったよ たけのこ 大きいでしょう 

盛り沢山の一日。みんな笑顔で、帰って行きました。
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日曜日は、忙しい。

日曜日は、仕事をせず、静かに体と心を休める日だと思うのですが、現代人は休息を取らずに、あちこちと飛び回っているようです。休みの日が忙しいとは、ちょっと矛盾。私たちは、二律や矛盾の隙間を如何に笑い飛ばして面白くするか、の技量比べをしているような気がします。

それはともかく、今週の日曜日は実際忙しく、中々に盛り沢山でした。

朝6時に起き母に米を届け、家に戻り車を置いて直ぐに駅に向かい新宿に行き、子供のソフトの試合を見てから池袋に移動し、知り合いのカジさん(奥様のファンさんと故郷の支援活動をしています「http://www.kopotokko.com/」)が出店している西口広場で行われたバングラデシュの催しに顔を出し、午前中にそこまでやって一旦家に戻り、午後は電動バイクで所沢に行き、竹林の下草刈りと余分な竹の伐採を行い、9時頃帰って食事をし、そのまま寝てしまいました。
出店2 出店+テーブル 
バングラデシュの衣類や雑貨を売る、カジさんとファンさん
カジさん ファンさん 
竹林の地面からちょこっと頭を出した、たけのこ。春ですね
たけのこ たけのこ 黄色   

脈絡のないスケジュールに急き立てられ、やたらと動き、疲れた、休息の日でした。しかしながら、母の笑顔を見、子供の時間に立ち会い、知人の活動に触れ、そしてたけのことの出会いがあり、心は都会の疲労からすっかり回復していました。

前の日は、福島のリンゴでアップルパイを作り食べる集い、に参加しました
アップルパイ 2 焼きリンゴ 
偶には、テレビのことを書こうと思います。

ケーブルTVのチャンネル「AXNミステリー」で、毎週金曜夜10時から1時間、シルク(SILK)という英国の法廷ドラマが放映されています。法廷での判決と、加害者の人格や被害者の感情とは異なった次元の事柄であって、正しい結果、即ち正義の実現が、勝利を勝ち取った弁護士を含め、必ずしも係った人々を幸福にはしないことがしばしば語られる、中々面白いドラマです。

シルクというのは英国上級弁護士の俗称で、法廷弁護士(Barrister)のうちごく一部の選ばれた優秀な弁護士(Queen’s Counsel)が絹のガウンを着用するため、そのように呼ぶのだそうです。

先日、こんな話がありました。

主人公の弁護士マーサが、シルクになるための面接試験で今何をしているか聞かれ「原告側と被告側の弁護士の力量が違い過ぎる、アンフェアな裁判を闘っている」と不平を漏らします。被告側の弁護士が十分弁論できず、被告に大変不利な判決が下されてしまうというのです。これに対し面接官である高名な判事は、大事なのは「事実」だと応えました。この後、マーサは被告側弁護士にアドバイスを与え、被告は争点となった罪状に置いて無実を勝ち取ります。判決後、検察よりマーサは告発されるのですが、ドラマではこの点は軽く流されています。

法廷は勝負を争う場だと思い込んでいましたが、対極がぶつかり合うことで問題の本質を浮かび上がらせることが可能になるのですね。実際にはそううまくは機能しないのでしょうが、これが裁判の意義、なのでしょう。

ここから日常を顧みると、コミュニケーションは技量、能力が対等でないと、成り立たないのではないかという疑問が湧いてきました。

問題の本質に迫る技量が人によって大きく異なるということは、事象の核となる物事の本質が人によって大きく異なって見えている、即ち本質に至らず理解できない人たちが自分を含め大勢いるということではないだろうか。あるいは、物事の本質は唯一無二ではないのかもしれない、ということ。

人の世界は、難しい。


これ、小かぶ、です。菜の花、みたいですね。
小かぶ 3
少量の昆布だしを呼び水に、エチュベ(étuver)にしました。
ちょっと苦味があって、美味しい。春の味、かな。
小かぶのエチュベ 3
作物は畑で育ちますが、農作業は畑に出る前の事前準備が大事です。

農業とは手が汚れる肉体労働だ、と考えている人が多いのではないかと思います。意外や実際に畑仕事をしていると、実は技術であり科学であることがよく分かります。例えば、肥料。土壌から養分を得た作物を食料として収奪する行為が農業なので、土壌を回復させなければ食糧供給を持続出来なくなります。養分補給のためにそのメカニズムを解明すること(科学)と効果的かつ有効的に対処すること(技術)が、求められるのです。

日曜日、“ぼかし”作りの手伝いをしました。ぼかしとは数種類の有機質に微生物資材を入れ発酵させた肥料ですが、アミノ酸で吸収させるため肥効が早く、土壌中の有効微生物も多くなる、即ち早くよく育ち、美味しく日持ちのする作物を作り、土を豊かにし連作障害が減じる、スグレモノです。

オギノエン・ファームでは、フスマ1t、米糠1.3t、圧搾菜種カス2tに糖蜜、EM活性液、納豆菌を混ぜ希釈した水1.5tを含ませ、45日程度寝かせて作ります。
フスマ+菜種かす 米糠   
美味しくて安全な野菜は、人が体を動かすとともに頭を使い、種蒔以前から時間を掛けて育てた後に、台所に届けられるものなのです。

表と裏。同じ畑で収穫された、小麦(6月収穫)と大豆(10月収穫)で調理パンを作りました。茹でた大豆を砕きカレー粉で軽く煮て、餡にした揚げないカレーパンです。お試しあれ。
焼けました カレーパン