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「麦ふみの会」7回目は、茶畑の草取りをしました。

先週に続き、日曜一日、蝸牛の棲家でもある、茶畑の草取りをしました。先週は炎天下、一人黙々と作業を行いましたが、今週は薄曇りで、助っ人も一人いて労力が2倍となり、作業は随分と楽でした。十八列全て取り終え、最後の茶刈りを無事終了することが出来ました。
茶畑の蔓を刈る川口 茶畑の蝸牛 茶刈り
刈った茶葉は茶工場に運ばれ、一旦コンテナに収納されます。1コンテナ90kgの茶葉が①蒸し②第一粗揉③第二粗揉④揉捻⑤中揉⑥精揉⑦乾燥の順に7工程を経て、21kgの荒茶となります。
茶葉inコンテナ コンテナから茶葉を送り出す装置 蒸した茶葉を選別している大樹さん
粗揉機 揉捻機 精揉機

出来立てのお茶。荒茶(火入れ前)なので、青臭さが残っていました。
荒茶
茶畑で仕事したためかもしれませんが、青臭さが残っていることで「ああ、あの刈ったお茶を飲んでいるんだな」と何かほっとしたような、小さな喜びを感じました。

麦畑では、麦たちが元気にしていました。
麦畑on525 麦の穂
もうすぐ、穂が色付いてきます。
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茶畑の草取りをしました。

新茶の出荷は始まりましたが、今年は例年より寒いため茶葉の伸びが鈍く、未だ刈り取りをしていない茶の木も残っています。その茶の木から、ひょっこりと首を伸ばしているつる草を刈り取りました。
茶畑 茶の木の中から首を出すつる
最初は、今のうちに根から引っこ抜き夏場の繁殖を極力抑えようと意気込み、茶の木の下に潜るようにして草取りをしていましたが、一列2時間近くと思いの外時間が掛かかってしまったので、午後は茶の木の上に出たところを摘み取る作業に切り替えました。それでもノルマ六列を終えたのは、夕方5時半過ぎ。日中汗だくだった体からはとうに汗は引き、少々肌寒く感じるようになっていました。
茶摘み
畑から戻ると、茶工場では機械が大きな音を立てて、活動していました。娘さんが歌を歌いながら茶葉を摘む光景は疾の昔に無くなり、今、茶葉は機械で摘み、製茶は工場でなされています。
茶工場 茶揉み機械
茶畑で鎌も使わず草取りをした直後に稼働している茶工場に立つと、自分が時代錯誤そのものであるような、奇妙な違和感を覚えました。農の現場にいたはずなのに、いつの間にか機械に囲まれて油の臭いを嗅いでいることが、理解し難いことのように思われました。
よく晴れた日曜日に、茶摘みをしました。

親指と人差し指で茎を挟み、緑の浅い、新芽から2葉ほどを、手首を返すようにして摘んでいきます。初めての経験。「摘まむ」「摘む」は違うと教わり、実際どうするのか呑み込めないまま茶畑に出て、直ぐに茶葉に手をかけます。茎を引きちぎることと、力を入れずに軽く折り取ることの違いだと、やってみて分かりました。
茶の新芽 茶摘み 親指と人さし指で挟む 摘んだ茶葉
柔らかい。本当に、柔らかい。摘むのに全く、力は要りません。持つと、すっと離れていく感じです。何とも言えない心地よいやさしい感触が、指先から体の中へ伝わります。いのちの優しさが心を満たしてくれる安らぎと、誕生して間もない柔らかないのちを奪っているという罪悪感と、相反する感情が交錯し、始めて暫くは、軽い恍惚とした時間の中に立っていました。
ALITから狭山丘陵そして富士山を望む
茶摘みは、茶どころ狭山丘陵にある入間市博物館主催のお茶のセミナー「ALITお茶大学 手揉み製茶に親しむコース」の初日午前のプログラムです。30名弱の参加で、女性が8割、男性は2割。お茶作りを既に経験されている方が、結構いらっしゃいました。

午後は、摘んだ茶葉(“ちゃよう”と読むそうです)を蒸籠で蒸しました。蒸した後、団扇と両の手を使い、直ぐに冷まし、乾燥させます。
蒸籠で茶葉を蒸す 蒸した茶葉を乾かす 2 蒸した茶葉を乾かす
摘んで直ぐに蒸すのは、加熱して酸化を防ぎ、緑を留めるためです。和の文化ですね。酸化して茶色くなったものは、紅茶となります。

次回は、2週間後。手揉み製茶の体験です。
ゴールデンウイーク。映画配給会社の宣伝文句が、その起源だそうです。

皆、踊らされているのか。一斉に何日も休んで、道路は渋滞、観光地は人だらけ。良いことは何も無い、と決めつけていましたが、年が明けてから4ヶ月を忙しく過ごした後に暫し心身を休めるのも悪くないか、と何故か今年は思いました。

ヨーロッパでもイースターがあり、金~月の4日間、お休みです。起源も背景も意味合いも全く異なりますので、何を馬鹿なことを言っているのだと言われそうですが、古くからある習俗や儀礼の日の前後におまけを付けて引き延ばしたという点では、同じかなと。年が始まって暫くして休むということが、洋の東西を問わず、現代人にとっては必要なことなんじゃないでしょうか。

ゆっくり休んで頭の中を整理しようと思っていたのですが、ご無沙汰している農家さんにご挨拶に行ったり、お世話になった方を三重に訪ねたり、家内の手伝いをしたり、母のためにゴーヤの棚作りをしたりしていたら、あっという間に終わってしまいました。

しかも整理しようとしていた頭の中は「TPPのことは、この辺の農家は全く問題にしていない」とか「三重には原発が無い。地元の漁師さんは『命を懸けて反対した』と言っているが、一旦汚染されたら再び生活の場を失い、糧を得られなくなることを予想し、長い時間を闘い、自ら勝ち取ったのだ」といった生の声を聴いたため、考えることが増え、余計に混乱してしまいました。頭の中が落ち着くまでには、相当時間が掛かりそうです。

出来の悪い頭の話はさて置き、しなくてはいけないことの幾つかを終えられたので、ゴールデンウイークという連続して自由に使える時間があって良かったと思いました。何日かは決まった時間に起きなくていい、ということだけでもちょっと楽なものです。

心を休める緑も、手に入れました。トマトの苗。夏の実りが、楽しみです。
トマトの苗 鉢 トマトの苗
農家さんのアドバイスに従い、大きめの鉢に稲の苗用の土を入れて植えました。