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「借金なし」 私の経済事情では、ありません。大豆の名前です。

昨日刈り取った大豆が「借金なし」という品種だと聞きました。秩父の在来種です。面白い名前を活用した、農商工連携の地域活性化が行われていたり、宇宙教育プロジェクトに参加して宇宙旅行も経験していたり、わが友は結構活躍しているようです。
大豆の収穫 袋を昇降機でトラックに積む 茶畑に囲まれた7反の大豆畑の収穫「借金なし」
陽が出ると多少暑く感じましたが、陽が陰ると肌寒い、そんな暑い寒いが何度か繰り返された一日でした。その一日、玉ねぎの苗の移植と大豆の収穫を行なったのですが、何とか雨の降る前に無事終了することが出来、安堵しました。
玉ねぎの苗 玉ねぎの移植
根が張る前に霜が降りると、玉ねぎはうまく生育できないと聞きました。ほんの数日早いか遅いか、雨が降るか降らないか、僅かな時間のずれと自然環境の違いが大きく結果に影響します。

人知を超えたものに対して人知を以って向かう人の本質を、農という営みは浮き彫りにしていくように思いました。

翌日は雨との天気予報を受け“雨の降る前に植える”ことが必要条件でしたので、これはクリアしました。雨の後霜が降りるか降りないか、降りる前に根が十分張るかどうか、後は天候と地温と玉ねぎ自身に任せるしかありません。
移植した玉ねぎたち
来週、天に向けてぴんと背筋を伸ばした玉ねぎたちに会いたいものです。
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よく晴れた日曜、蕎麦と大豆の刈り取りをしました。

午前中、東京都瑞穂町にある蕎麦畑に行き、蕎麦の刈り取りをしました。初めて畑の蕎麦を見ましたが、何とも頼りない細く赤い茎に頭でっかちな実が重そうに付いていて、ちょっと気の毒な感じがしました。実を支えきれずに倒れているものも、結構ありました。
畑の蕎麦
これを加藤さんが、コンバインでずんずんと刈っていきます。私はコンバインの腹部にある、実を袋に詰める装置の横に立乗りして、刈った実を袋に詰め、半分ほど詰めたらジッパーを閉じ、畑に投げ置いていく係りを担当しました。
コンバインで蕎麦を刈り取る加藤さん コンバインで蕎麦を刈り取る加藤さん 正面
今年は、収量が少ないそうです。花はよく咲いたのですが、虫が少なく、受粉が上手くいかなかったと聞きました。台風の影響があるようです。

隣の畑では、畑の持ち主の方が芋ほりをしていました。共に収穫を終えた後、焚火で暖をとりながらとても楽しいお話を伺い、お昼のおにぎりを食べました。
いもの収穫@瑞穂 畑で焚火
青い空、草と土。のどかな農園でのランチは、ご馳走です。ここで、芋ほりの会をしたいと思いました。たくさんの笑顔に出会うことが出来るでしょう。

午後は、埼玉県狭山市の大豆畑に移動し、大豆の刈り取りをしました。
新しいコンバインで大豆を刈り取る加藤さんの息子さん 正面 収穫前の大豆
大豆も、蕎麦ほどではないようですが、収量が少ないそうです。

大豆の収穫を終えると、麦の種まきです。
意味も分からず、使っている言葉があります。

「開けゴマ(Open sesame)」が、そうでした。あの粒粒が、どうやったら開くのか?思いもよらないパスワード。流石、アリババは現実を超越している、なんて莫迦なことを思っていました。

昨日、天気が良ければ蕎麦の刈り取りをする予定でしたが、降りそうで降らない、寒い一日、ゴマの選別と小麦の袋詰めを資材置き場で行いました。作業中、加藤さんが「選別が終わったゴマの殻を肥料にするので畑に撒いたら、結構、ゴマが残っていた。ゴマが、開ききっていないのかな。『開けゴマ。分かるね』今日は、先週より篩い落としに時間を掛けているよ」と言われました。
開いたゴマの殻

金ゴマ ゴマの殻の山
殻がうまく開けば、金色の粒粒は面白いように出てくるでしょう。お莫迦にとって不思議な呪文は、当たり前の現実だったようです。何だか生まれて初めて、ゴマと出会ったような気がしました。


昼、お弁当のサンドイッチをぱくつきながら、車で“2014彩の国食と農林業ドリームフェスタ”の会場に行き、息子さんが店番をしているテントを覗いてきました。
フェスタに出店しt加藤ファーム 踊るゆるキャラ
ステージでは、ゆるキャラが意味不明な踊りを踊っていました。
「麦ふみの会」参加者の応援を得て、この日曜日は2人で加藤ファームに行きました。

メニューは、ゴマの選別、菜種油のびん詰め、味噌の箱詰め、ラベル貼。来週のイベント“2014彩の国食と農林業ドリームフェスタ”出店に備え、生産物を販売商品として整える仕事です。応援に来てくれた方は菜種油のびん詰め、味噌の箱詰め、ラベル貼を、私はゴマの選別と、二手に分かれて作業を行いました。
味噌の箱詰めをする中迫さん

9月14日(日)に刈取り(ブログ“試行錯誤-新しい農業の模索“参照)、その後2週間ほど乾燥させたゴマを出荷できるよう、殻から取り出し、ゴミを除く選別作業は、加藤さんが製茶の機械を利用して独自に工夫された篩器で行います。一般には、地面にシートを敷き、ゴマの殻を叩きつけ、ゴマの実を取り出す全くの手作業ですが、これを在りものを使って機械化し、効率を上げ、量をこなせるようにしているのです。
選別する加藤さん 篩ってゴマを選別する
選別されたゴマ 実を取った殻

耕作放棄地をそのままにしていれば、ゼロ。何も生まない。ロスはあっても、コストを吸収できる方法があるなら、やるべきだ。世に無ければ、自分で創る。加藤さんのこの発想と実践を実際に作業として体験して、賢治の言う未来圏から吹く風を感じました。