FC2ブログ
28日、本年最後の農作業を行いました。

年の瀬ですね。蕎麦粉を買い求める人が多いので、そばの実を脱穀し粉にする作業を朝から3時まで行いました。別働隊は、餅つきです。

我が家でも大晦日に年越し蕎麦を食べますが、暮れの忙しい時に蕎麦を自分で打つこと等思いもよりませんでした。世の中結構蕎麦を打つ人がいるんだな、とちょっとした発見をしたように感じました。

年越し蕎麦は江戸中期以降根付いた日本の風習で、ウイキペディアによると、日本人の57.6%が大晦日に年越し蕎麦を食べているそうです。私は何も考えずにただ食べているだけですが、諸説あるとはいえ由来、意味のある、日本人の精神的、内面的な在り様に拘わりをもつ年越し蕎麦は、一つの文化なのかなと思います。

蕎麦粉を作り終え、蕎麦殻をユーカリの林に蒔いた後、「これも日本の文化だ、やってみろ」と加藤さんに言われ、縄を綯いました(実は、恥ずかしながら完成しませんでしたが)。藁を三本の縄に綯えながら右肩上がりに結わえ、神棚に供え、玄関に飾るのだそうです。正月を前にした、暮れの大事な仕事です。
縄を叩く加藤さん 2 縄を綯う加藤さん
90を過ぎた方たちは、自分で毎日草鞋を綯い、学校に通ったそうです。70を過ぎた加藤さんは、暮れに縄を綯い、神棚に供えます。50の半ばにある私は、縄を綯えず、神棚の無い家でボーっとしています。

蕎麦は食べるけれど、縄を綯えない、日本の神々と無縁な私。
日本人であるはずの私は、日本人として何をし、日本の何を知っているというのだろう。

よく分からないけれど、今年は正月に向けて、黒豆を煮て、昆布巻きを作ります。自分に出来ることをし、それを次の世代が見ている。継承されるかもしれないし、されないかもしれない。それが文化なのだと思っています。

畑では、麦がしっかりと芽を出していました
麦の芽 玄関に飾った縄
加藤さんにいただいた、右肩上がりに結った縄を玄関に飾りました

来年は、麦のようにしっかりと立ち、真っ直ぐ進み日々精進し、右肩上がりの一年にしたいと思います。
スポンサーサイト



里山で下草刈をして、お昼に忘年会をしました。

くぬぎ山と呼ばれる、埼玉県所沢市、川越市、狭山市、三芳町にまたがる三富地区の平地林で、里山保全活動を行っている“くぬぎ山再生ワーク”の方々に招かれ、午前中、林を荒らしているクマザサを刈り、お昼に、豚汁、ブイヤベース、クリーム煮、さつまいもとリンゴの蒸しもの、牡蠣、炊き込みご飯をいただき、行く年を振り返り、来る年に胸を膨らませました。

こんなに清々しい忘年会を、私は他に知りません。

会話を楽しみながら汗を流し、身も心も、そして里山もさっぱりした後に、木々からの贈り物である澄んだ空気に囲まれて、食事に憩う。素敵な忘年会です。
竹の生えた里山213160 下草取り中の新田さん213160
下草刈り213160 刈り取った後の里山213160

只今賄い中213160 火の用意213160
牡蠣213160 お昼お昼お昼213160
午後、加藤さんの畑仕事の手伝いがあるため早めに失礼し、里芋を掘り、種芋を穴に埋めました。トラクターで土を起こし、少々持ち上がった里芋を手で掘り上げ、土を落とし、小芋がもげないように優しくネゴ(一輪車)に移し穴まで運び、そっと置いていき、最後に乾いた藁や落ち葉を乗せ、土を被せていきます。
里芋堀り213160 掘った里芋213160
暗くなるころ、何とか所定の仕事を終えることが出来ました。

良き人と交わり、為すべきことを為し、心地よい疲労に浸る。
豊かな一日でした。
昨日は、室内作業。直売所で販売するゴマの袋詰めを行いました。

寒かった。

ペットボトルを利用したシャベルのような道具でゴマを掬い、計量器に乗せたもう一つのシャベルに移し、所定の量を確認して袋に詰め、脱酸素剤を入れた後電気器具で封をし、ラベルを貼る作業ですが、午前中3時間と昼食後の1時間、計4時間程、暖房の無い作業場での立作業で、体の芯から冷え切ってしまいました。
黒ゴマ 黒ゴマの袋詰め
3時過ぎ、ゴマに加え、小麦、味噌、菜種油、黒豆を車に積み、直売店に行き、店内に並べる作業を手伝いました。

途中、加藤さんが小麦の種を蒔いている畑に立ち寄りました。
麦の種 麦蒔き
トラクターで地表を軽く耕しながら、後部に取り付けた種蒔の器具で種を蒔き、ローラーで土を固めていきます。

種蒔は、一人で出来てしまいます。機械の力ですね。手蒔きしか経験していない私には、正直、ちょっとショックでした。麦ふみで比較すると、30人集まれば、人力が勝ると聞きました。

昨年開始した「麦ふみの会」何をするのか、何をすべきなのか。組立直す必要がありそうです。

この畑は傾斜地にあるため、周囲を「竜の髭」で囲い、雨で土が流れるのを防いでいます。
竜の髭 竜の髭で畑の周囲を固める
トラクターを使った農作業には障害となるようですが、必要な仕掛けです。全てが人の効率を最大化するためにある訳では無いということでしょう。よく考えないといけないな、と思いながら帰ってきました。
野菜の無人販売を行いました。

私の住まいと入間の畑の間に位置する秋津のコラボカフェで開催された駅前マーケットに混ぜてもらい、野菜を籠に入れ、近くに赤い貯金箱を置き、ちょっと商売をしてみました。
野菜の販売で大活躍の赤い貯金箱 駅前マーケット
野菜を買ってる藤田さん 午後の野菜たち
並べた野菜は、加藤さんの畑で取れた、里芋、大根、白菜とジャガ芋の4種。売れやしないわよと奥様に言われて、半信半疑のトライアルでしたが、まずまずの結果でした。里芋は完売。大根と白菜は若干残りました。ジャガ芋は、残念。ほぼ全滅。

都市生活者を農業生産の現場に組み入れて農耕地を維持していくモデルを構築していく上で、地域のコミュニティと結ばれていくことは重要なことなので、参加できたこと自体に大きな意味があったと思っています。

朝1時間程早目に家を出て、入間で野菜を積み、秋津で下ろし、畑に出て白菜を縛り、昼サンドイッチをぱくつきながら再び秋津に行き、様子を見て直ぐ入間に戻り、里芋を掘り、また白菜を縛り、一日の仕事を終えました。
掘り出した里芋 里芋の収穫
帰りに秋津に立寄り、ちょっとだけ重くなった貯金箱を受け取りました。

Time has come.

準備フェーズが終了し、そろそろ、次のステージに移る頃合いかな、と思いました。
11月最後の日曜日、畑をはしごしました。

朝、先週移植した玉ねぎの様子を見てから別の畑に行って白菜の頭を縛る作業を2時間程行い、加藤さんのお宅に戻り、切れたコンバインのチェーンを繋ぎ直すのを手伝い、雨が降りそうなので急いで昼食を取り、来週販売する里芋を掘り出し、高速道路を2t車で走り狭山の大豆畑に移り、刈り取った大豆をトラックに積み、入間に戻って乾燥機に掛けました。

移植後1週間 無事根付いた玉ねぎ
先週移植した800株の玉ねぎは、無事根付いていました
白菜は、霜よけのため、ぼさぼさ頭を紐で結わえます
ぼさぼさ髪の白菜 リボンを結んだ白菜

空の方も忙しい一日でした。9時過ぎに、いい天気だなと陽光を浴びながら仕事を始めましたが、昼前に雲行きが怪しくなり、狭山では一時雨に降られました。雨は直ぐに止み重く暗い雲は去り、その後は薄曇り。仕事を終えた6時前まで、何とか持ちこたえてくれました。

雨が降ると植物は水分を増し、刈り難くなります。また実も水気を多く含むので、貯蔵し難くなります。大豆で言うと、水分量が15%を超すとカビが生えるのだそうです。

穀類を収穫し貯蔵することは、人のために植物にお休みしてもらうことなのだと思いました。そのために活き活きつやつやする潤いの素である水分を減らすことが必要で、恵みの雨は大敵なのです。

ところで、この日の大豆の収穫、最後の2列、私がコンバインを運転し刈り取りました。初めての運転なので、時間は掛かるし、下手くそに刈るし、散々でしたが、何とか大きな間違いを犯さずに無事任務は完了。たった2列の刈り取りですが、良い経験をさせていただきました。

大豆畑には、お客さんが来ていました
大豆畑の来訪者
鶺鴒でしょうか。大豆、食べるのかな

全く畑とは関係ありませんが、晩秋、平林寺の紅葉がきれいです
平林寺の紅葉 赤い絨毯@平林寺