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久しぶりに、東京都唯一の村、檜原村に行きました。

15年ほど前から檜原村に通い、傾斜地の畑を耕し、麦、大豆やジャガイモを育て、美味しい味噌を作っている方からお誘いを受け、檜原山歩きの会に参加しました。
山の不思議 杉の林を行く
傾斜がきつく、最初の10歩で息が上がり、足がきつくなり、もうだめかと思いましたが、4時間程度の山歩き、最後まで持ちました。ただひたすら歩く苦行の会ではなく、歩いては立ち止まり、花を見、木を観察し、動物の痕跡を確認し、山の生き物たちと同じ空気を吸い、そうしているうちに、人を離れ山に包まれていくような、ゆったりとした時間の中にいたので、疲れをあまり感じなかったのだと思います。
ヴァイオレットのスミレ 白いスミレ
狸(狐?)の落とし物 鹿が齧った木

山つつじの咲く旧小林家住宅に降りてくると、人里に戻ったな、という安堵のような寂しさを感じました。人、特に都会人は、山の中では異物なのかもしれません。
旧小林家住宅

集合場所の旧藤倉小学校に戻り、休憩。北海道夕張市のお菓子、関東大震災の復興を願い、さらに北海道開拓時の助け合う気持ちをこめて「起備団合」と命名されたという、黍で作っていない“きびだんご”をいただきながら、沖縄の西表島の話を聞き、楽しく”人”の時間を過ごし、散会しました。

山が近いと売るものも違います。武蔵五日市のセブンでは、コーヒーもあれば薪もあります
武蔵五日市のセブン 薪を売っています
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日曜日、晴れたので畑に出ました。

ユーカリ畑の手入れ、2日目です。助っ人1名参加で、労力は2倍。ずんずんと片付くだろうと思いきや、ちょっと人手が足りないようで、結構残ってしまいました。中腰の作業を午前3時間、午後2時間。正直、なかなかキツイです。
助っ人
落ち葉を除け、余計な枝を切り取ると、新芽が初々しく顔を出していました。
ユーカリの赤い新芽 ユーカリの緑の新芽
この芽が日光を浴び、育ち新たな幹となり、たくさんの葉を再び茂らせるのです。陽光に透けた新芽は、命そのもののように美しい。そして見る者にも命を与え、疲れはすっと消え去ります。

昼食後に、1時間程、茶畑の手入れをしました。不揃いに伸びた枝葉を刈り、茶ノ木全体に日光を当て、新芽が気持ちよく芽吹くための準備です。
刈り落とし前の茶畑 刈り落とし後の茶畑
甘みどり色の新芽がすくすくと伸び、間もなく、やわらかな春の風景が訪れるでしょう。
ユーカリの枝を落とし、根元を綺麗にする作業を行いました。

毎年4月上旬、ユーカリの木を根本まで切り落とし、新芽に日光が当たるようにするため、落ち葉を取り小枝を鋏で除き、また一年新しい幹が伸び葉をつける準備をします。
ユウカリの木を刈る加藤さん ユウカリ畑刈り取り後
加藤さんが、草刈り機で豪快に木を切った後、私は腰を曲げ、手と鋏で地味に後処理を行います。都会育ちのヤワなご老人は一株目で腰が痛くなり、こりゃ1時間も持たないか、と思いつつ作業を始めました。9時過ぎに開始し、ひーひー言いながらも3時間程続け、お昼の後、1時半過ぎから雨が本降りになってきた4時半まで、仕事しました。
ユウカリ株清掃前 ユウカリ株清掃後
晴れの日は、暫くこの作業が続きます。

昼食後、歩いて畑に向かう途中、茶畑の向こうに薄雲を従えた山が見えました。秩父の山でしょうか。とても爽やかな気持ちになりました。
入間二本木の畑より秩父の山を望む
4月2日、気持ちを新たにして入間に向かいました。

4月1日は、子供の入学式に行きました。何で親が出るのかと思いつつ出席しましたが、教授の話を聞いて結構楽しめました。少なくとも、子供と親が学生生活のスタートを共有することは悪くない、と思いました。

そんな訳で、年度初めの1日ではなく、2日が農業人生の初日となりました。

仕事始めは、畑には出ず、加工場での味噌作りでした。農業は圃場での仕事より、事前、事後の作業に時間を取られます。ちょっとした加工品を出荷している農家では、加工・出荷作業にかなりの時間が割かれています。大豆農家である加藤さんのところでは味噌は主力商品ですので、毎年1月~4月初旬、味噌作りに追われます。

米48kgを4段に分けて蒸かし、蒸した米に種麹を混ぜ、水分を保ちながら、40℃で1日寝かせます。翌日、この米麹と、大鍋で大豆50kgを茹でた後ミンチにしたものと塩を混ぜ、空気を抜いて箱詰めし、塩を振り、仕込み作業は終わります。

午前、蒸かした米を冷ましながら種麹を混ぜていく作業を行い、午後、米麹と大豆と塩を混ぜて箱詰めする作業を行いました。汗を流しながらの、結構な重労働でした。

昼に、入間市博物館ALITに行ってきました。歩いて、7、8分です。

全ては、ここから始まりました。ALITでお茶大学の講義を履修した際、薦められて入間市役所の農業委員会事務局に行き“僕らの農園”を教えてもらい、訪ねて行って加藤さんのことを教えてもらい、電話をして加藤さんを訪ね週末作業させていただくようになり、この4月からは週4日、農業研修をさせていただくことになったのです。

3日には、味噌作りの合間に畑に出て里芋の種芋堀りをした後、トラクターで畑を耕す練習をしました。10分にも満たない運転でしたが、疲れました。4日は、小麦の袋詰め、味噌作りと味噌のパック詰めを行い、第一週を終えました。

桜の咲くころ1年生?ALITは、桜が満開でした
ALITの桜 ALITの桜 2