FC2ブログ
先週、日本の化学者、鈴木章さん、根岸英一さん、中国の民主活動家劉暁波さんのノーベル賞受賞者が決まりました。

受賞した根岸英一さんは、夢は叶う、とおっしゃっていました。文脈から切り取った4文字について発言することは危険なことなので割り引いてお読みいただきたいのですが、受賞のために化学研究をするものなのだろうかと、違和感を覚えました。陸上競技者が一位でゴールテープを切ることはチャレンジすべき夢でしょうが、智の研鑽は競技ではなく、自己の探求であり同時に人類への貢献だと思っています。

坂村健東大教授は、近年ますます、選考基準が社会への影響力重視に傾いてきているらしい、と多少否定的なトーンで書いています。智というものが、生活に役立つ応用成果で価値評価されることに疑問を感じます。ヨーロッパにおいて、技術的な知識は智と鋭く対置されてきたと理解しています。アメリカの影響なのでしょうか。利便性の提供は生活の必要に応えるもので重要なことですが、智というものの意味するものが人の本質に潜む暴力的な欲望をコントロールし、持続的に人類という種を保持する力だとすると、一見何の役にも立たない基礎研究の重要性について顧みるべきであるように思います。

そして平和賞。政治の道具なんだと改めて思いました。

青山のマルシェで買った京野菜、甘長とうがらしと
鶏肉のささみを天ぷらにしました。
ささみと京野菜の天ぷら_20101011 7
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

  • URL
  • コメント
  • パスワード
  • 秘密
  • 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURL:http://harukazenowarai.blog90.fc2.com/tb.php/110-157c1a9f