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尖閣映像をネットで流した海上保安官の逮捕が、見送られました。

中国との領土、外交問題に国民の関心が高まる中、「映像を見れば、悪いのが中国だと良く分かる」「よくやった」と保安官を支持する向きも少なくないようです。

問題の本質は、2つあるように思います。

1つは、所属する組織の情報を、組織人として勝手に部外者に開示することの是非。
もう1つは、ナショナリズムという観点からどう評価するか。

前者において、保安官は正しく思考し、行動したと言う人は、まずいないと思います。ルールを破った者は、相応の処置を受ける。極めてシンプルな話だと思われます。

後者は、難題かもしれません。決め事を犯し、自らが犠牲になることで、実現すべきことはあるでしょう。しかし、もし、この映像が、中国船に日本の巡視船が突っ込んでいったものだとしたら、どうでしょう。そして例えば、情報流出の目的が、事実を明らかにするためであったとしたら。個別事例の利害損得で物事を考えるべきでなく、広い視野と長期のビジョンに基づいて、公平を旨とし信頼を築くことこそが国益に適うと信じる故に暴露したと被疑者が告白したら、展開は当然ながら全く異なるでしょう。

世論(私たちは国内世論に敏感ですが、国際世論にはそうでないような気がします)という価値が混入すると、物事が見え難くなります。

私たちは、今、国民総体として理性を持ち、様々な事態に適切に対処できるのかどうか、試されているように思います。

銀杏です。司馬遼太郎原作のTVドラマ「坂の上
の雲」を見ていたら、松山中学時代の秋山真之
が銀杏を食べているシーンがあり、無性に食べ
たくなったので。銀杏炒るのも日本の文化だな
と思いつつ、兎に角、炒ってみました。
銀杏_20101123 5
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