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ゲームクリエーター、宮路武さんが亡くなりました。

宮路さんとは、私が2001年9月から2006年3月までジー・モードに在籍していた時、一緒に仕事をしていました。

時代の潮流をよく読み、iアプリの登場と共にドコモの月額課金モデルをフルに生かした事業を立ち上げた宮路さんが、事業モデルが変わった今、次に何を出してくるのかを楽しみにしていただけに、早すぎる逝去が惜しまれます。

宮路さんの“10Kあれば携帯電話の端末側でゲームを動かせる”という判断と“ゲームは消耗品”という認識から、ジー・モードは「いつでも、どこでも、だれとでも」をキャッチに3ゲームやり放題の月額100円サイトをローンチし、対戦ゲーム“オセロ”を提供し、携帯ゲームの黎明期において市場をリードしました。事業の成功にはテトリスのライセンス取得が不可欠でしたが、グランディアを手掛けた技術と経験に裏打ちされた宮路さんの構想力とそれを実現可能なものにしたジー・モード(遠藤さん http://ameblo.jp/evezoo/entry-10972072169.html 達を含めて)の企画力、技術力がやはり大きかったと、私は思っています。

私たちは、よく“ポジショニング”ということを言っていました。携帯キャリアのメニューの上位(初期、ジー・モードは1位にポジショニングしていたサイトが多かった)に位置し、トラフィックを稼ぎ、キャリアの宣伝に優良コンテンツとして採用して貰い、広告宣伝は一切行わない戦略です。プロモーションコストが限りなくゼロに近いことはジー・モードのビジネスモデルの特徴で、初期の頃はドコモのテレビCMやVodafone Globalのプロモーションビデオにゲームが使われていました。安室奈美恵が対戦テトリスをテレビでプレイした時は特に反響が大きく、レガッタというIBMの強力なサーバーを使用していたのですが、トラフィックが急増しアクセス不能となってしまったことがありました。

携帯キャリアの課金モデルが終焉を迎えた今、宮路さんがどのような回答を出すのか、見てみたかった。

“Vodafone Live!”にゲームを提供するため
宮路さんとデュッセルドルフのヴォーダフォ
ン本社でプレゼンした後、マックでバーガー
を食べたことが妙に鮮明に記憶に残ってい
ます。  もう一度、一緒に食べたかったな
宮路さんが好きだったビールを飲みながら
バーガー_20110808 4

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