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義父が、亡くなりました。

「中曽根さん。東大ですよね」
「彼は、静岡高校だよ」
「三重野さん。東大ですよね」
「日銀総裁は、代々、一高出身だよ」

一高出のエリートで上からものを言う人でしたが、中学が九段だったことを気に掛けていて、日比谷の人は頭がいいと言っていたのを記憶しています。

そうやって思考を組み立てるのだと、生前、話をしていてよく思いました。

精進落しの席で故人はリベラルな人だったということが話題に上った時、リベラルであるために“平等”である必要はないのだと、ぼんやり考えていました。優劣(競争と言った方が分かりやすいかもしれません)を前提とする世界では“公平”や“公正”という基本原理に従い、物事は処理され、評価されていきます。頭のいい人たちはそうでない人たちを理解すらできないようなので、知識や能力を持たない人たちは社会の中心にいる人たちの視野から消えていきます。視野から消え去られた人たちにおいて、どうやってその基本原理を実現することが可能なのか、疑問に思います。

“fairness”とはどのような概念なのか考えてみろという宿題を、義父から貰ったような感じがしています。

私が勝手にイギリスの味だと思っている料
理、サーモン・フィッシュケーク。英米に親
しみを持っていた義父に献じようと作りまし
た。召し上がってください。
フィッシュケーク_20111101 2
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