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福島川内村商工会会長、井出茂さんのお話しを新宿歌舞伎町農山村ふれあい市場で聞きました。

装甲車やパトカー、村を走るものは自衛隊と警察の車両のみという異様な状況の下、原子力安全保安院が「絶対安全だ」と主張する中一旦は見送った後、3月16日、県の避難命令に先立ち(県は命令に村が従ったと主張しているようですが)村は自ら郡山への全村避難を決断したのだそうです。その時、外部との連絡手段は衛星電話1台しかなく、インターネットも繋がらなかったといいます。

その後、4月22日に緊急時避難準備区域に指定される数日前、井出さんは村に戻られました。理由は、原発事故で失われた発電量を補うため、停止していた火力発電所の復旧作業が行われることと、誰かが居続けなければ村は死んでしまうという判断を下されたことの二つです。

村の命である農地は極く僅か作付されたものを除き多く荒廃し、コミュニティは崩壊の危機に瀕していますが、少数の人々が村に戻り、ぎりぎりのところで村の灯を消さずに守っています。今年収穫された米の放射能検査終了後、援農ボランティアを募り、農業を再生する計画があると聞きました。

食べるということ、生きるということについて、どのような仕組みを築くべきか。この度の被災は、高齢化が進み次代の担い手を失いつつあり、一方で商品化が進み必要以上に市場競争に晒されている農業を私たちの生活においてどう位置付けていくのか、先延ばしにしてきた問題を解決するよう促しているように思います。

私たちが今すべきことは、農地蘇生に都市生活者が積極的に拘り、美しく豊かな国土を守り、食の保全を通して循環的で安定した生活のネットワークを創生していくことではないかと思います。川内村の帰村計画は、そのよきパイロット・プロジェクトだと思いました。

川内村出店テント@新宿歌舞伎町農山村
ふれあい市場。地元の味噌で作った豚汁と
いわなの塩焼きが、めちゃくちゃ美味かった
川内村出店@歌舞伎町ふれあい市場_20111106 4
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■ 主旨:
福島第一原子力発電所事故以来、福島県の農業・畜産業・漁業が大きなダメージを受けました。福島県の営農が再開できない農家に新しい道を打開するため、中国江蘇省如東県に営農再開推進事業を展開します。

■ 概要:
1・福島県の営農が再開できない農家が主体として、福島県に農業法人を設置します。
2.福島県の営農が再開できない農家を雇い、中国江蘇省如東県に農産物を生産します。
3.生産した農産物を福島県内に販売します。

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