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11日(日)に四十九日を済ませ、1月の手術、そして入院に始まった義父の最後の年が暮れました。

「無準道得居士」

世間一般の思考を超越し、心理を探求した者の意。義父の戒名です。私の親しい友人からいただきました。

本来戒名とは、生前付き合のあった方丈様から、人となりを四文字に映していただくもので、位階は檀家として寺に奉仕した実績に応じて授かるものです。寺が日常であるところでは、現世と来世の繋がりがそこにはっきり見て取れたのでしょうが、寺に墓を持たない、リネージュ(lineage)を離ようとしてきた私たち都市生活者には、何か現実味の無い不思議な暗号となってしまいました。

戒名、仏壇、位牌、墓、卒塔婆、葬儀、納骨・・・等々。普段縁のないことどもに出会い、社会の礎としてあった「家」という概念が崩壊していく中で、家族とは一体何なのか、分からなくなってしまったのではないだろうかと改めて思いました。

ミーイズムが欲望をコアとして際限なく拡がっていき、リセット可能な便利な道具としてデジタル(非連続・非時間)を思考の軸に据えていこうとしていく潮流に、過去・現在・未来とリネージュを通してアナログ(連続・時間)に繋いできた私たちが耐えられるのかどうか、私には疑問です。

様々な側面を持つ“家族”が私たちの生活の中でどう位置付けられるのか、今、極めて重要な問いとなっているように思います。

気仙沼で教えていただいたレシピで作った
つみれ汁。子供に美味しいと言われ、思わ
ずニンマリでした。
つみれ汁_20111213
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