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ジャーナリストの山本美香さんが、戦場に斃れました。ご冥福をお祈りします。

山本さんの死に接し「私たちは平和を生きているのだろうか。そもそも平和とは何だろうか」と疑問に思いました。

野坂昭如が、毎日新聞の連載でこんなことを言っています「死の前ではみな平等だった。が、死が遠ざかるととたんに差が生まれる」「戦争はあらゆる人の人生を狂わせた」「8月15日が終戦といわれるが、それぞれの戦争はそうたやすく終わるものじゃない」と。

そこには、戦争そのものの中に深い悲しみと苦しみがあって、拘わった全ての人が事後長い間、おそらくは生涯、重い鉛のようなものを引き摺って生きることになるのだ、という認識があります。

地球のどこかで戦争が絶えず起こっているのに、遠く離れているからという理由だけで、あるいは私たちには直接関係ないからという感受性の欠如の故に、平和を謳歌することは何か大きな間違いを犯していることにはならないでしょうか。

平和は所与では無く、獲得しようと本気で努力し、マネージしていくものだと思います。紛争を武力でなく解決し、地球の全ての人たちが穏やかに生きて行ける道筋がついて漸く感じられる、人々の健やかな絆の実現が平和と呼ばれるべきものではないかと思います。

自分一人の今日の快適ばかりを追っていると、いつか陥穽に落ちてしまう。

山本さんは、戦場を茶の間に届けることで世論を喚起させようとすると同時に、そんな内面の危機に私たちを気付かせようとしていたのではないかと思います。

オギノエン・ファームのナスで作ったマリネと昨年収穫した小麦のパンで朝食
全ての人々が安らかな眠りと穏やかな朝を迎えられますように祈り、食します
荻野さんの茄子、トマト、ぱん+夏子の花 切り抜き160×120
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