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10月は、神無月です。

荻野さんのお母さん
お勝手を守ってくれる火の神、荒神様も出雲へ旅するそうです。オギノエン・ファームでは、30日、旅する神様のために上新粉でお団子を作り、神棚にお供えします。そんなお年寄りの話を聞きながら、日が暮れ畑から上がってきた私たちは、お茶を飲み、秋の実りをいただきながら、みんなで寛ぎます。鍬を固く握っていた手、踏ん張っていた足腰が、体の中から緩んでいくように感じました。

神様?何それと不断信心を欠いている私も、大人しく話を聞いていました。一株ずつ土を返し、サツマイモを掘り、根に着いた土を優しく払う。農家の等身大の生活に触れていると、人は不思議な寛容を身につけるようです。神のある暮らしも悪くないかな、と。

人は、様々な理由から自分たちの思い通りにならない事にぶつかり、身を引き譲りながらも、何とか目的を遂げようと工夫を凝らします。神々が身近に在るという感覚は、自らを過信し災いを招くことへの戒めであり、異物や困難な状況を受け入れることで私たち自身を豊かにしていく智恵なのかもしれません。

帰りに大地の恵みを少しばかり、その日の働きを労うものとして分けていただきました。
秋の実り_20121031
生姜は、スライスし、三杯酢で漬ける予定です。
里芋は、けんちん汁か煮っころがしにしようと思っています。
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