FC2ブログ
AKB総選挙を題材にした、鹿島茂のコラムを読みました。

ケインズの美人コンテストを引用しながら、AKB総選挙の結果が「日本人的生真面目さを感じさせる」と鹿島茂は言っています。

「自分の彼女になってくれそうな女の子はだれか?」と真剣に考えたため「あまりに美人すぎるメンバーは自分にはもったいないから次点のメンバーを、いや次点のメンバーでももったいなさすぎるから・・・」を繰り返し、自らを基準にして慎重に吟味した結果、大方の予想とはかなり違った意外なメンバーが選出されることになったのではないかと。

ケインズの美人コンテストの、平均的意見が平均的意見だと見なしているものを予測する「ナッシュ均衡」とは次元が違ったところで「均衡」へと収束するベクトルが働いていて、図らずも、ナッシュ均衡的結果となったというのです。

この生真面目な日本人の一人である高市早苗は「東京電力福島第一原発事故について『それによって死亡者が出ている状況ではない』と述べ、続けて『最大限の安全性を確保しながら活用するしかない』との見解を強く打ち出した」そうです。

毎日新聞の引用ですが、筆者の柳田邦男は続けて「原発事故とは死者の数の多少にかかわらず、何万何千という人々を苦しめる深刻で特異な広域災害なのだ」と指摘し、高市氏の論調を批判しています。「大量の放射能を撒き散らすことによって、広大な地域を汚染し、人が住めなくしてしまう。コミュニティを破壊し・・・生きる未来への希望を奪う・・・たとえ事故による直接被ばくの放射能死が一人もいなくても、避難を強制されることによるストレス死が約1400人に上ることを見れば、その特異さがわかる」

生真面目な日本人、とは一体何者なのでしょう。

上辺を装い本質を論ぜず、己を省みて他者や世界とのギャップを測らず、「KY」とか言いながら表面(オモテズラ)だけ周囲と合わせ、仲間外れにされないように只々流されていく、浮草のような日和見主義者のことでしょうか。

考えましょう。
そして、真面目に物事と向き合い、現実を変え未来を築いていきましょう。

昨年11月。福島県川内村に行った時の写真
除染風景_川内村 全体  
除染された裏山。境界線を引き、下枝を切り草を刈り、除染します
除染風景_川内村 区分け
食べるものを作れなくなった畑に綿を植え、収穫した後の風景
綿
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

  • URL
  • コメント
  • パスワード
  • 秘密
  • 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURL:http://harukazenowarai.blog90.fc2.com/tb.php/244-d6e50a0a