FC2ブログ
友より、焼き上がったばかりのコーヒーカップが届きました。

加齢は創作意欲を奪うと50になった頃に言っていましたが、届いたものは「彩何」という新しい技法による楽しいデザイン。作家のいのちは常にチャレンジすることなのだ、と友の制作風景を思い浮かべながら、心より器を楽しみました。
新作コーヒーカップ 幾何学模様○有 こっち 新作コーヒーカップ 豆模様 大写し 新作コーヒーカップ 幾何学模様
同じ日に、ひたすら酒を飲み続け、飲むことが生きることだった時、私に付き合い貴重な時間を無駄にした、飲んべの友より暑中見舞いが届きました。義父に戒名をつけてくれた、お坊さんです。

当時、寺=家という彼にとって絶対的な存在(お坊さんになり父の後を継がなければ、檀家の持ち物である寺から親を含め家族を連れて出て行かなければならない、土地としきたりに縛られた身分にわが友は生まれました)に必死で抵抗していた反逆者が、“次期住職の今”と題して同封された寺報にこんなことを書いていました。

「長男は音大の4年生になりました・・・『寺の息子が音楽なんて』と思いました・・・門外漢の私にはどんな勉強をしているのかは、全く訳が分かりませんでした『脛を齧られておしまいか』・・・『????』の連続でした」

  せみの子をとらへむとして 熱き夏の砂地をふみし子は
  けふ いづこにありや

では、私はどうなんだろう。

暑き夏、ぼんやりと泡盛を飲みながら、しいいと鳴く蝉の声を聞いていました。

カップと一緒に送ってもらった、窯で焼くたびに違った発色になるという、顔料を浸透させる技法で作られた杯
肉じゃが 杯 顔料を浸透させる技法 まずまずバランス 煮豆2
篠田らしい柔らかな色合い。友の顔を思い浮かべながら、杯を傾ける。やはり酒か。しかし至福
スポンサーサイト



コメント

作品を拝見したら篠田君のお顔が思い浮かんできました。
すごいものですね(笑)
> 作品を拝見したら篠田君のお顔が思い浮かんできました。
> すごいものですね(笑)

篠田にコメント返すように言ったのですが、未だ書き込みがないので電話したら、
「書き方がよく分からなくて」と言っていました。
芸術家、だね((笑)。

コメントの投稿

  • URL
  • コメント
  • パスワード
  • 秘密
  • 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURL:http://harukazenowarai.blog90.fc2.com/tb.php/248-b6170e94