FC2ブログ
亡くなった恩師から、プレゼントをいただきました。

先日、先生のお宅に伺い書庫の整理の手伝いをしましたが、作業の途中一休みしている時何気なく見ていた背表紙の中に、ずっと手元へ置きたいと思っていた「ハイファに戻って」を見つけたのです。先生が、お前のだよ、と導いてくれたのだと思いました。
写真_ハイファに戻って 90×120
昔、何が気に入らなかったのか、酷く思い悩んでいた時に先生を訪ね、滔々と心情を吐露したところ、この本を読むといいと薦められた本が、カナファーニーの「ハイファに戻って」でした。読んだら正に“touch wood(これだ!)”というドンピシャの本で、読んだその本に救われ、自分には最適な助言をいただける先生がついているという安心を得、何とか苦境を乗り越えることができました。

「人間はそれ自体が問題を体現している存在だ」
「いつになったらあなた方は、他人の弱さ、他人の過ちを自分の立場を有利にするための口実に使うことをやめるのでしょうか」

そう。他者に依存しない。

成功や失敗、苦しみや悲しみという現象は、次から次へと、起こっては消えていきます。自分がコントロールできない事や、他者の行いが直接負の影響を及ぼすことも少なくないので、どうしてもそれらのことが気になり、自分を見失ってしまいます。

現象を追えば、本質が見えません。戦争や天変地異によって、不幸に見舞われることもあります。それでも私たちが生きて行かなければならないとすれば、生の本質は別のところにあるはずです。

常に自分の内から湧く言葉に耳を傾け、自分の通りに行動し、その結果の全てを自分が負う。他者のことは口にしない。それも自らの非として受けとめ、自らを変えて行く糧とする。

他者に翻弄されていた自分ですが、そう生きようと思いました。
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

  • URL
  • コメント
  • パスワード
  • 秘密
  • 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURL:http://harukazenowarai.blog90.fc2.com/tb.php/252-25f041fe