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佐村河内守作曲「交響曲第一番 HIROSHIMA」を聴きました。

「交響曲HIROSHIMA」カバー
「原子バクダンが61年も私の体に巣くっていて、そして表に出てきたかと思って、びっくりした」MDS(骨髄異形成症候群)で亡くなった方の言葉です。正にこの言葉通り、放射能は遺伝子を攻撃し、染色体異常を引き起こし、長い時間を経て発症することがあります。
 
「放射能が絶対悪だと見られるようになったのは、主に原爆のためだろう。ヒロシマの恐怖や苦痛の話は・・・伝説的に語り継がれ・・・誇張された・・・核エネルギーの放射能によって死んだアメリカ人は一人もいない・・・放射能は医学の診断や治療に応用されていて、おびただしい数の人命を救ってきた」(“地球の論点(Whole Earth Discipline)” Stewart Brand著)原発反対から原発支持に転向した、環境保護論者ブランドの言葉です。

原因不明の激烈な頭痛と聴覚喪失の苦悩の中で作曲を続けている、被爆2世の佐村河内さんは言います「レクイエム(鎮魂曲)が、私のテーマかもしれません。生者が死者を慰める通常のレクイエムとは逆に、死者の悲しみや怒りを生者に届けたい。それこそが闇に生きる自分の使命ではないのか」

知の系譜が人類の歴史だとしたら、限界への挑戦は人間の性なのでしょう。ATOMを制御することは、人類の為すべき課題かもしれません。ブランドは、人類が放射能を管理可能だと認識しているようです。

私たちが前に進もうとするとき、死者の声に耳を傾けることが大事なように思います。
暫く耳を澄ませていると、別の風景が見えてくるかもしれません。

“管理可能”だと看做している事には、見落としているか切り捨てている“大切な何か”が隠されている。それを見よ。佐村河内さんの音楽が、私たちにそう訴えているように思いました。

私は「ヒロシマ」が、未来へのキーワードだと思っています。
夏の銀座ゆかた姿 3 「交響曲HIROSHIMA」バックカバー 銀座で氷を触る  
今年の銀座。ゆかた姿の女性、道に置かれた氷で涼をとる子供たち。
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