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14、15 の2日間、ゴマの刈り取りをしました。

国内消費の99.9%を輸入している、ある意味今の日本の農業の代表選手、ゴマ。何故、作らないのか。農水省によると、理由は簡単。手間が掛かり、機械化が難しいからです(農水省HP”ごまのチカラ”参照)。

消費量が少ないことも、影響しているでしょう。わざわざゴマを炒って料理に使う家庭は、昨今殆ど無いように思います。ゴマを擦るのは人に対して行うことで、口に入れるために行うことではなくなってしまいました。

そのゴマを本気で作っているのが、加藤ファームの加藤さんです。

耕作放棄するなら、多少歩留まりが悪くても作物を育て食材を提供しよう。耕作放棄地を借り受け、ゴマを植え、誰も行っていないトラクターの刈り取り、機械乾燥を実践し、無農薬・無化学肥料の農産品として販売しています。

ゴマを刈り取るトラクターは少なくとも日本には存在しないので、小麦・大豆用のトラクターで代用し、刈り取りを行うローラーの幅を実作業を通して調整したり、部品を替え刃幅を変え、ゴマ用に改造します。そして、手伝いに来たお隣の農家さんの意見に耳を傾け、作業の合間に更に部品を替え、刈り取り方法も修正しながら、課題を解決し、作業効率を上げていきます。
トラクターでゴマを刈る加藤さん 213×160 トラクターでゴマを刈る加藤さんと原さん 213×160
トラクターとゴマ畑 213×160 トラクターで刈り取ったゴマの袋詰めをしている原さん 213×160
加藤さんと出会って、有機農業に対する考え方が変わりました。有機農業というと、多品種少量、単品量産の慣行農業の対極にあるものだと思い込んでいたのですが、どうやら量産という方法もあるらしい、と考えるようになりました。
刈り取り中のゴマ畑 213×160 ゴマの無くなったゴマ畑 213×160
年々積み重ねられていく経験値をベースに、当日の状況に応じて素早く作業を切り替えていくプロフェッショナルな仕事は、本当に素晴らしい。

試行錯誤を続けながら新たな農法を確立しようとする加藤さんの姿に、私たちの未来を見た2日間でした。
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