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テロ、って何だろう。
分からなかったので、恩師を訪ねたことがありました。

恩師は「レジスタンスという言葉が有った」と話し始めましたが、テロについては明確な定義をされなかったように記憶しています。既に帰らぬ人となってしまったので、今、確かめる術はありません。

現代社会は西欧で起きた市民革命と産業革命の成果をそのまま引き継いでいるため、私たちは好むと好まざるとに拘わらず、その基本的な枠組みに従わざるを得ません。しかしながら、市民社会を築いた“自分たちが常に正しい”という西欧のカルチャーをシェアする必要は無いと思います。

国家に都合の悪い暴力行為全てを“テロ”とレッテルし、簡単に片づけてしまうことに疑問を感じます。多様性という言葉を口にするのなら、何故に暴力に訴えるのか、その背景・経緯について一考すべきでしょう。原理主義がイスラムの専売特許のように喧伝されていますが、これは元来キリスト教について言われたことで、イスラム教がその対象では無かったと聞いたことがあります。

間歇的に湧き上がる暴力を権力で叩くことを繰り返していては、私たちに未来は無いように思います。戦争という暴力を前提としなければ国家が成り立たないならば、国家そのものについて皆でじっくり考えてみる必要があるのではないでしょうか。

自由とは意外と厄介な概念です。何をしてもいい、ということは、何をされてもいい、ということです。それを承知した上でどのような関係を築いていくか、人間の叡智が問われているのだと思います。

言論に対して言論で立ち向かえるのは、両者が対等であることを必要条件としています。人々が遍く対等で無い以上、建前を振りかざすのではなく、それは未完の目的であることを自覚し、その目的を達成するための努力をすべきだと思います。

拘束されたお二人の無事を祈りつつ、ここ数日考えたことを記しました。
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