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気仙沼に行ってきました。

10回目となる今回、特に用事はありませんでした。秋田でイベントがあるため秋田に行くことを決め、盛岡の農場訪問のアポを取り、今は郷里の山形に居る同期入社の友人に都合を聞き、塩釜の宿を取り、最後に気仙沼の日程を入れました。秋田に行くなら気仙沼には立ち寄ろうと最初から決めていたので、誰にも会えなくても兎に角行くつもりでしたが、おひさまで快く迎え入れていただき、ゆび編みワークショップの時にお世話になった藤田新聞店の藤田ご夫妻(「気仙沼で見、聞き、考えたこと-その5“ふれあい交差点”」参照)にお相手いただき、南町仮設商店街の知っているお店に筍をお届けしご主人と言葉を交わし、短い滞在でしたが素敵な時間を過ごすことが出来ました。
小学校の門と南郷住宅の看板 南郷住宅
港の嵩上げ 鹿折地区の盛り土
災害公営住宅第一号が完成し、陸に上がった大型船が撤去された鹿折地区では仮設商店街も撤去され再開発に向けて土が盛られ、フェリー発着所近くの南町の整地が開始される等、新たな生活を築くフェーズに移ったのかなと感じさせる光景が、見受けられました。向こう数年で、仮設住宅や仮設商店街は無くなり、立派な住宅や商業施設に代わられることでしょう。復興が、形となりつつあります。

ところで、人はどうなのだろう。それぞれの暮らしは?
見ているものがどうもそのまま、すっと入ってこない、そんな感じがしました。

2012年のグランドゼロ グランドゼロの向こうに盛り土
南町昨今 <左>3年前のグランドゼロ <右>現在のグランドゼロ

津波による喪失とその後の何度もの移動で、人としての時間の連続は途切れ、他者との繋がりは断たれ、それぞれの居場所は失われ、精神的に孤立してしまった人も少なくないと聞いています。如何に“孤立化“を防ぎ、人としての生活を営めるように出来るか、これが可能となって初めて復興したと言えるのではないかと思いました。

誰かのために何かをしている。
人それぞれが何らかの役割を担い、共に今を生き、明日を創っていく。

その時、する人される人が希望を共有し、人と人は信頼で結ばれるように思います。そんな人のポジティヴな連鎖を作っていくような、気仙沼と東京との人や物の行き来を考えてみたいと思いました。
南町仮設商店街の鯉のぼり
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