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日曜日、いつもとは違った挨拶から、一日が始まりました。

「イランカラプテー(あなたの心にそっと触れさせてください)」。
「イランカラプテー」と返します。

アイヌ語です。訳すと、初めまして、でしょうか。宜しくお願いします、かもしれません。
それを「あなたの心にそっと触れさせてください」と呼びかけることに、アイヌの人たちの他者を常にリスペクトする心を感じました。

因みに、親しい人たちが交わす挨拶は「エカタイ、エカタイ」(元気?)だそうです。

アイヌ刺繍のワークショップに参加したので、アイヌ語の挨拶からその日はスタートしました。初めての経験。見るもの聞くこと触れるもの、全てが新鮮で驚きでした。午後、渋谷で別の集まりがあり、刺繍に至らず途中で失礼してしまいしたが、アイヌの心に触れ、カムイを感じ、深い深いしかし心が軽やかになる時間を過ごしました。
アイヌ衣装と 214×160 アイヌ刺繍の勉強会
アイヌの着物は、薄暗い場所で色が浮き上がり、動物が驚くように作られています。動物が驚き、立ち去ることで「相手を守り、自分を守る」のだそうです。模様が境界線となり「ここから入ってこないでね」と他者に合図を送り、感じた者は去る、お互いの領域を無意味に侵さない、共に生きる万物がシェアするルールなのだと思います。

アイヌは、戦わないことを誇りとしてきた、と聞きました。カムイとは、他者に敬意を表しながら接することで、災いを遠ざけ争いを起こさない、その当然の帰結として他者が自分を守ってくれるという、穏やかだが芯の強い精神文化を象徴するものことだと理解しました。

この気高い精神を持ち、他者から立派に見える者のことを“アイヌ”と呼ぶのだそうです。

刺繍は出来ませんでした(40年以上針を持ったことが無いので、習う以前の状態ではあります)が、刺繍は習うもの(先生が居て、その通りに真似、縫い上げる)ものではなく、刺繍がなりたいようにすることだと聞きましたので、刺繍に聞きながら時間を掛けて(いつになると出来るのか見当もつきません。永遠に出来ないような気もしますが)自分で作ってみようと思っています。

「カント オロワ ヤク サクノ アランケプ シネプ カ イサム」 
「 天から役割なしに降ろされたものはひとつもない」アイヌのことわざです
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