大幅に時期を外してはいますが、種蒔が出来ました。収穫は、11月に蒔いた小麦の半分くらいだろうと言われましたが、ゼロとは比較になりません。蒔けるだけで有り難く、受け入れていただいた農家のご夫婦に感謝いたします。
蒔いた小麦の種は、既に芽が出ていました。これが、麦汁にしてビールとなる「麦芽」か。また白ビールを作れるな、と嬉しくなりました(ブログ「白ビール作りました。みんなで飲みました」参照)。

食べたいもの、飲みたいものを種から育て、作り、楽しむ「麦ふみの会」、漸く、スタートです。未だ自分たち自身の畑ではないため、不自由なことは多々あると思われますが、これよりの日々研鑽を重ね、地元の方々の信頼を得ることが出来れば、自ずとその不自由は解消するでしょう。精進できるか否か、全ては私たち次第だと思っています。


畑の周囲には、ドジョウやザリガニの棲家である土溝が残り、ゆったりとした風景は心を和ませてくれます。近くには神流川が流れ、遠くに稜線を望む藤岡の地は、訪れること自体が喜びと感じられる心地よい田園です。


この4年、埼玉で畑を探していましたが見つからず、更に今年の小麦は渡せないと言われ困惑し悩み苦しんでいましたが、群馬で出会いがありました。都心よりちょっと遠くなり、当初の計画とは多少異なる状況となりましたが、この出会いを大切にしたいと思っています。
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