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5月15日(日)畑で、土を焼きました。

「焼き土」と呼ばれる、土を焼くことで消毒する作業です(参照“基礎を学ぶ・土の消毒”参照)。
火をくべる川口 土を焼く
アサガキで土をかき混ぜる川口 焼き土 出来上がり
先週、土切り(ブログ参照“野菜を植えました”)をしましたが、その土を焼きました。稲の苗を育てる、苗床の土にします。消毒された苗床用の土が販売されていて、多くの米農家はその土を買い、苗床を作っています。今お手伝いしている農家は、手間の掛かかる昔ながらの方法を今でも採用されています。これが「風景を守る」ということなのだ、と実感しました。文化を守られているのですね。

農業は一つの事業ですが、農家や農村は一つの文化だと思います。

日本人とは何か、ずっと気になっていました。赤い(昔は赤かった)菊の紋の入ったこのパスポートか?特に海外で生活して異文化に接してから、この思いは強く自分の中にあります。自分なりの解を見つけたいと思いますが、農家と接していると、時折「あ、こういうことなのかな」と思うことがあります。

隣の畑の方から、私たちが土切りをしているのを見て「苗床を作るのか」と聞かれたと、焼き土をしている際に仲間が言っていました。ここに住む人たちには直ぐにピンとくる、共同体の長い時間が培った、しかしこのままでは遠くない将来失われてしまう、共有知(もしかすると私たちのアイデンティティ)です。

訳も分からず、土をざるでこすっていた先週が、妙に懐かしく感じられました。
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