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昨日8月21日、ゴマの葉落しをしました。ゴマの頭を掴んで、葉をむしっていく作業です。

暑かったですね。12時に午前の仕事を終え車に戻ったら、温度計は42℃を表示していました。9時10分前後に作業を始め10半頃水分補給をしてから12時まで、炎天下の3時間を汗だくで過ごしました。昼は食欲がなく、キウイ1個と用意したマフィン2つのうち一つだけ無理に食べ、ポカリ1ℓと野菜ジュース200mlと白湯コップ2杯、水ものばかりの食事でした。
葉落し前のゴマ 葉落しをしてボウズになったゴマ
葉落しする前のゴマ畑 刈り取りした後のゴマ畑
午後は、刈り取ったゴマを4本ずつ束ね3本の縄で縛る作業を13時半から17時半まで行いました。18時過ぎに家路に着き、20時に帰宅。夜には食欲が戻り、残したマフィンとお茶碗一杯のご飯を食べ、湯につかり直ぐ寝ました。
軽トラに積んで運んだゴマ 4本ずつ、ゴマを3本縛りしました
ゴマは、3か月ほどで実がなります。短期間で収穫できますが、収穫後、乾燥させ実を取り出し、洗い、干すという作業が続きます。その実を綺麗な食品として仕上げるためには、結構な手間が掛かるのです。更に、手蒔き、手刈りとなれば「相も変らぬ昔ながらの労働集約か。時代遅れ。効率ってこと、分からないのかな」と嘲笑する向きもあるかもしれません。

工場生産品に慣れ親しんで来た私たちは、材料を投入してから製品とし、それを購入して消費する、そのサイクルの最適化を考えます。そこでは、過大なマーケティング・コストは必要条件とされますが、食品ロスや農産物の廃棄を何故か考慮しません。いつでも欲しい野菜を欲しい時に手に入れる、という都市生活者の欲求を満たすことが絶対的な前提となっていて、「えっ!無いの。今晩必要なのに」と言わせないように、需要<供給、であることが現代社会において常に求められているように思われます。

資源効率の最適化を考えるなら、生産された物全てが消費されることを前提とは言わないまでも、少なくとも目標とするべきでしょう。だとすると、欲望を無暗に刺激するけれど売り上げは保証しない、お金の掛かるマーケティングの蓋然性から離れ、必要としての消費から生産を組み立てた方が良いように思われます。

更に、消費者が労働力を提供し、必要なだけの収穫物を対価として受け取り、自ら持ち帰ることで配送コストを負担すれば、効率的と呼べる生産・消費システムとはならないでしょうか。

日本の農業は生産効率が低く、世界と競合できる状況にはありません。政府は、区画整理による単位面積の拡大と大規模化、その受け手としての企業あるいは共同体への参入促進を図り、家業としての農業から近代的な産業としての農業への転換により、競争力を高めていこうとしていますが、飛行機で農業する規模に対抗できるとは思えません。

切り取られた一つ一つの作業「効率」を問うのでは無く、環境・資源を考慮した上で私たちが望む生活の在り様につきよく考え、私たちのより良き未来を実現するために必要とされる「効率」的な方法論を議論し、構築していくことが、今、求められているように思います。

炎天下、わざわざ熱中症のリスクを冒す馬鹿者と蔑まれる汗だくの労働も、代謝を上げ、ストレスを発散し、報酬としてゴマを幾らか貰える一方で、心ある農産物生産者の援けとなるとなれば、悪くは無いかもしれません。
畑近くの神社の鳥居 神社の木陰
昼、神社の木陰で少しばかり、休息を取りました。木陰を柔らかな風が流れ、とても心地よかったです。
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