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諸葛良孔明の天下統一の為の戦略として世に知られている「天下三分の計」ですが、孫策、孫権に仕えた魯粛は、天下は一つでなくて良いという全く新しい発想の基に、曹操・孫権・劉備の三者鼎立を考えたのだそうです。
(参照:「天下三分の計の持つ意味(「実は劉備は公明を信用していなかった?…三国志の伝説的「名君と名軍師」の実像」より)」)

漢という先の国家の継承や再興を求めるのではなく、今人々を支配している国家像を前時代のものとして切り捨てる思考法に惹かれました。

劉備の「現状をどうみるか」「なぜ曹操が強いのか」「これからどうすればいいか」の問いに対する「それ以外に選択肢がない」というスタンダードな現実解としての提案ではなく、中国は分裂していて良いという、過去を捨て現在をありたい未来の始点とするための立案。

所与を度外視して考える。

「どうありたいか」を「どうなっているか」から「どうだったか」を顧慮せず考えてみる。

私たちに明日をデザインするために、とても大事なことのように思えたので、書きました。
三国志3巻
巻3p191「北の方は曹操にゆずって天の時を占めさせ、南は孫権にゆずって地の利を占めさせ、将軍は人の和を占めんがために、先ず荊州を取って根本とし、その後に蜀を取って国を建て、かくて鼎の足のように三分の形勢が出来上がれば、中原(=中国)をうかがうこともできましょう」
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