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毎日新聞の時代の風で、精神科医の斎藤環がシンガポールの開発独裁について触れています。

これを読んで、昔のことを思い出しました。ヒラリー・クリントンが北京で人権について演説したことに対して、シンガポールで乗ったタクシーの運転手がこう言ったのです。「人権なんて糞食らえ。金にならない」

開発独裁とは、経済成長を目的に政治的自由を制限することです。当時は、ヒラリーのパフォーマンスに対する野次ぐらいにしか思っていませんでしたが、経済効率優先の国家体制に深くビルトインされた国民の自然な発言と見ると、ぞっとさせられます。

システムが機能していると、部品は部品として、ひょっとすると自らが部品であることにも気付かずに静かに摩耗して行きます。選択肢はありません。そうして、スピードに追い付けなくなったら、取り換えられて終わります。

シンガポールの国民一人当たりGDPは、日本を上回っています。私たちが為すべきことは、世界のGDP競争に勝つために成長率を上げ、再びシンガポールを抜くことなのでしょうか。

自由について考え、人について考え、新しい経済システムを創ることではないでしょうか。

家族はそれぞれの理由で外出。私一人。暮れに頂いた小豆島うどんでお昼。
小豆島うどん_20100131 4
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