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久しぶりに“The hours(めぐり合う時間たち)”を見ました。

バージニア・ウルフの小説“ミセス・ダロウェイ”を基に、ダロウェイと呼ばれる女性、ウルフ、そしてウルフの読者でもあるダロウェイの恋人の母の3人の精神世界が、時間の流れの中で受継がれ、甦り、あるいは時間を超えて交錯する、昔飛行機の中で泣きながら何度も見た、強く印象に残っている映画です。一時期、主演のメリル・ストリープの台詞でこの映画の基本トーン“False comfort”が、頭から離れなかったことを記憶しています。

彼女は“You are always giving a party to cover the silence“と恋人に形容されます。”君は自分と向き合い、自他を充実させる努力をせず、世間にへつらい、軽薄な社交で時間を潰し、人生を空しく過ごしているね“程の意味でしょうか。そして、作家として栄誉ある賞を受賞した彼は、自分は何も出来なかったと言って自から命を絶ちます。

生まれて死ぬ、という長くもあり、短くもある一定の「時間」を背負わなくてはならない人間が、持続しえない刹那の幸福に翻弄されたり、どうしてもその刹那を感じられなかったりするために、日々を空しくしてしまう、あるいは苦悶の日々を送ってしまう。そうだよなと久しく思っていました。

最近は、こう考えています。刹那は刹那として楽しみ、あるいは苦しめ。美醜、好悪すべてあるがままに受け入れ、静かに今を充実させよと、と。

フランスパンを水につけ一口大にちぎってチーズ、玉ねぎ、トマト、きゅうり
ピーマンとサラダにし、酢とオリーブオイルのドレッシングでいただきました
フランスパンとチーズ・玉ねぎ・トマト・きゅうり・ピーマンのサラダ_20100620
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